8/31

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1日中天気が悪くて頭が重く怠かった。夕方に川原を少しだけ散歩した。橋の近くの横断歩道を、白犬を乗せた乳母車を押すお婆さんが早歩きで渡った。白犬の顔と尻尾が嬉々として見えた。桜並木の川沿いの道を上流に歩き、最近まで護岸工事をやって整備された川の中に鴨が2羽寄り添っていた。川面に垂れ下がる草に首を伸ばして啄み下に引っ張り食んでいる。葉っぱを食べるのか、それとも葉についた虫を食べるのか2羽は交互に草をぐいぐい引っ張っては食んでいた。昨夜、小豆島の懐かしい人から電話があった。コロナが終息したらゆっくり会いに行きたい。

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# by koyamamasayoshi | 2021-08-31 20:51 | 日記

8/30

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ここ数日、モンキーパンチ原作ルパン三世の実写映画のキャストを昭和の俳優で考えていた。映画の制作年を1970年として考えてみた。
ルパン三世はすぐに佐藤允に決まった。他の当てはまりそうな役者がまったく思いつかなかった。
次元大作はなかなか思いつかなかったが藤竜也が適役ではないだろうか。
石川五右衛門は悩んだ。まず思いついた役者は市川雷蔵、佐田啓二。しかし雷蔵は少し優男すぎるかもしれないし、佐田啓二は刀を振り回すイメージがまったく湧かない。その上1970年以前に二人とも亡くなられていた。つぎに加藤剛を思いついた。一時は加藤剛でピースがはまったかのように思えたが、性格が温厚で顎がしっかりしすぎている気がするので保留にしていたところ最新で、木村功を思いついた。木村功が眼を半眼にして佇んでいる姿は剣豪を思わせる。どこか憂いや寂しさや孤独感を漂わせているところも五右衛門のキャラクターに近い。他の役者より10歳くらい上だが木村功を推したい。
峰不二子も数人の候補の中で考えた。新珠三千代、加賀まりこ、緑魔子、岡田茉莉子、原田美枝子。それぞれ大好きな女優さんで5人5様の不二子を想像したらとても面白い。その中で加賀まりこと岡田茉莉子の不二子で競っている。チャーミングであり色気がある一面、狡賢くしたたかな女盗賊、女スパイ。何度も何度も裏切られ「ゴメンね、ルパンっ」と言われてその都度許したくなるのは岡田茉莉子かもしれない。1970年は吉田喜重の煉獄エロイカに出演している年。少し不二子のキャラクターのイメージからは遠ざかってしまったかもしれない。加賀まりこにしよう。
銭形警部は三國連太郎で即決。あとで伊藤雄之助も捨てがたいと感じたが老練の警部すぎるかもしれない。
岡本喜八監督のテンポの良いアクション映画で観てみたい。これはぜったい面白いだろう。

ルパン三世 1970年
監督 岡本喜八
ルパン三世  佐藤允(36)
次元大作   藤竜也(29)
石川五右衛門 木村功(47) または加藤剛(32)
峰不二子   加賀まりこ(27) または岡田茉莉子(37)
銭形警部   三國連太郎(47) または伊藤雄之助(51)


# by koyamamasayoshi | 2021-08-30 20:05 | 日記

8/29

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アマビエの絵の続きを描いた。夕方少しだけ散歩をする。
だんだん日が暮れるのが早くなってきた。
おととい、青森ねぶた祭りのライブ配信映像を見た。迫力のある立体感と鮮やかな色彩、前面と背面に場面が変化する物語性、平面的な中で考え尽くされた見事な構図。その大型立体物が照明とお囃子と担ぎ手によって躍動する姿は画面越しにとても感動した。
特に水滸伝を題材にした雪のガカンジというねぶたがいいと思った。前面から背面に向かって、人物の脚が流れていて、形をとりながら回り込んでいるので前面と背面の繋がりが自然で作品がより大きく見えた。雪の表現に制作者のセンスが輝いていた。


# by koyamamasayoshi | 2021-08-29 20:10 | 日記

8/28

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ときどき雑記帳を広げて頼まれていたアマビエの絵の姿形をスケッチして考えていた。
江戸時代の瓦版の図像を確認すると、海上に現れて自分の姿を描き写した絵を多くの人に見せれば疫病を抑えることが出来ると伝えた霊獣らしい。嘴のような口と菱形の眼、貝殻のような耳、鰭のような3本足、ロングヘアーで、全身に鱗がある。
水木しげるさんの描いたアマビエも見てみた。西洋の人魚に近い存在と解釈したらしく、3本足ではなく人魚らしい下半身と腕を描き加えている。口は鳥に近い嘴の形にされている。鉤状の指先をしている。
私は、アマビエが水生生物だと思うので嘴はカモノハシのような嘴、あるいはイルカのような尖った口先ではないかと想定した。3本足は山海経に山ほどいるようなタイプで、霊獣界ではめずらしくないので3本足は3本足だと思うが、形状がアシカやオットセイのような足鰭なのかそれとも直立出来る足かどちらかわからない。わからないが河童のように直立出来るような足にして指と指の間に水掻きを足した。巻貝のような耳はもしかしたら魚類のエラかもしれないと想像した。
江戸時代の肥後の海上に現れて、そこの一人の役人に写生させたと言うが、なぜ横向きの姿を描かせたのだろう。去って行く姿を捉えたのかもしれないしパックマンみたいに横しか見せない生物なのかも知れない。いずれにしても親切でこんなにも愛嬌のある姿の霊獣が未だ日本の何処かに居続けていて欲しい。

# by koyamamasayoshi | 2021-08-29 00:46 | 日記

8/27

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すっ転んで脛を怪我してしまった。週末に伊勢原の大山阿夫利神社の秋季例大祭で登山することを楽しみにしていたが痛むので諦める。それに昨日から上の歯が痛むので午後歯医者に行った。レントゲンを撮って良く診てもらうと歯肉が腫れているだけということで、歯のクリーニングと薬を貰って帰る。春に痔の手術をしたりして、40を手前にいろいろ体にガタが来ているなとつくづく感じる。
故郷の母からお義父さんの三回忌の御仏前にヤマサの竹輪を送ってくれたので、お義母さんの家に届ける。久しぶりにコロに会ったがずっと不機嫌でふてくされていた。猫にも反抗期や思春期はあるのではないかと思ってしまう。だからそういう時期だと思ってそっとしておいた。
テレビではパラリンピックの柔道をやっていた。相手の強さを測るときはどういう時だろうと思った。パラリンピックの柔道はお互い組んだ状態で始める。その為、解説でも試合開始と同時に技を掛けるところが見所という。組んだ状態で相手の力を測るのか、それとも掛けられた時に相手の力がわかるのか。健常者の柔道を見ると間合いを測ったり組むのを嫌がったり、視覚的な情報で相手の威圧感なども感じて取り組んでいると思う。視覚障害の柔道を見ていると相手の強さを測るというよりも、いかに自分の強さを信じ抜くかが大切なことなんだろうと気付いた。しかも自分の強さを過信するあまり自己中心的で傍若無人なプレーに落ち入りがちなところが、そういう選手の佇まいは微塵もなく、熱戦後はお互いを称え合う謙虚で美しい武人の姿を皆していた。彼らの姿を見ると強さとは何かがわかるような気がする。
木村功に似ているなあと思った瀬戸選手は銅メダルを獲得していた。


# by koyamamasayoshi | 2021-08-27 23:40 | 日記


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