9/10

帰りのバスを待つ間に「馬天使」という喫茶店で休む。店内にかなり好みの音楽がかかっていたので妻がマスターに尋ねるとピノ・パラディーノとブレイク・ミルズのセッションアルバムと教えてもらう。
時刻表の時間に遅れてバス停に行くと、すでにバスは行ってしまったらしい。バス停で20分待つ。妻はiPhoneで早速ピノ・パラディーノの音楽を聴き始めていた。私は少し離れた縁石に座って誰かを待っている黒衣の女性と金髪の少女を見ていた。黒衣の女性は母親かもしれないがわからない。少女は首から下げた水筒を持ち上げて美味しそうに中身を飲んでいた。橋の手前の上り坂でバイクが単身派手に転んで周囲の視線を集めていた。怪我はなかったようで自身でバイクを起こして何もなかったように去って行った。やがて幼稚園の送り迎えのバスが女性と少女の前に止まってもう1人の少女が降りてきた。
黒衣の女性と金髪の少女と、バスから降りてきた少女は、横並びに3人手を繋いで後ろ姿を見せながら帰って行った。
自分も保育園へ行っている時におばあちゃんが迎えに来てくれて、一緒に歩いて帰った記憶がふと蘇ってきた。
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by koyamamasayoshi
| 2021-09-10 18:43
| 日記
9/9

人前でちゃんと話をすることが難しい。喋る前にいくつか伝えたいことが箇条書きのように浮かんで頭の中で組み立てているのだが、いざ喋り始めるとその箇条書きの文章がぐらつき、徐々に霧のように薄くなって消えて行ってしまう。急いで拾い集めて並べるが、全体的に不自然なことになりよくわからなくなってしまう。そしてまたちゃんと伝えられなかったとしばらく落ち込んでしまう。同じ事を繰り返している。
夕方、妻の実家に行くとコロが網戸越しに庭に来ていた黒猫に向かって啼いていた。威嚇なのか親愛なのか、それともただおーいと呼んでいたのだろうか、ビャーオビャーオと哭いていた。
夜勤からの帰路、日の出前の東の空に細長い雲が真っ直ぐ延びていてまるで龍のようだった。
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by koyamamasayoshi
| 2021-09-09 18:49
| 日記
9/8

昼過ぎに川向こうの画材屋へ行った。河原の近くのドラえもんの中の漫画のような空き地にある大きなコンテナハウスが「マリコさんのお店」という名の画材屋で、外壁には展覧会、公募展などのポスターと政治家の顔のポスターが入り混じって貼りまくられている。佐伯祐三の油絵のような印象を受ける。店内も物凄い量の画材がひしめいていた。マリコさんに波打っていた絵の裏打ちを注文した。店内を宝物探しのような気分で隅々探し、野球のボールくらいの大きさのガラス球の中に造花を閉じ込めた重いペーパーウェイトを一つ買った。とてもナイスな画材屋だった。
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by koyamamasayoshi
| 2021-09-08 21:24
| 日記
9/7

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by koyamamasayoshi
| 2021-09-07 20:12
| 日記
9/6

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by koyamamasayoshi
| 2021-09-06 22:35
| 日記
小山真徳 展覧会情報
by Koyama Shintoku
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