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ときどき雑記帳を広げて頼まれていたアマビエの絵の姿形をスケッチして考えていた。
江戸時代の瓦版の図像を確認すると、海上に現れて自分の姿を描き写した絵を多くの人に見せれば疫病を抑えることが出来ると伝えた霊獣らしい。嘴のような口と菱形の眼、貝殻のような耳、鰭のような3本足、ロングヘアーで、全身に鱗がある。
水木しげるさんの描いたアマビエも見てみた。西洋の人魚に近い存在と解釈したらしく、3本足ではなく人魚らしい下半身と腕を描き加えている。口は鳥に近い嘴の形にされている。鉤状の指先をしている。
私は、アマビエが水生生物だと思うので嘴はカモノハシのような嘴、あるいはイルカのような尖った口先ではないかと想定した。3本足は山海経に山ほどいるようなタイプで、霊獣界ではめずらしくないので3本足は3本足だと思うが、形状がアシカやオットセイのような足鰭なのかそれとも直立出来る足かどちらかわからない。わからないが河童のように直立出来るような足にして指と指の間に水掻きを足した。巻貝のような耳はもしかしたら魚類のエラかもしれないと想像した。
江戸時代の肥後の海上に現れて、そこの一人の役人に写生させたと言うが、なぜ横向きの姿を描かせたのだろう。去って行く姿を捉えたのかもしれないしパックマンみたいに横しか見せない生物なのかも知れない。いずれにしても親切でこんなにも愛嬌のある姿の霊獣が未だ日本の何処かに居続けていて欲しい。

by koyamamasayoshi | 2021-08-29 00:46 | 日記


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