聖性

昨日山から下り、家に帰ってネットで「世界一のクリスマスツリー」のことでいろいろと書かれていることを読んだ。
今年いろいろ見に行った芸術祭の作品の中でも、見るものに感情を逆撫でするようなものがたくさんあって拳を握ったが、しかしその引いた拳はいつか自分の作品に乗せて何処かへ打ち込めばいい。
ラブアンドピースだとか夢見がちで星がキラキラと瞳に映っているかのような熱を帯びたポジティブ善意厚意は別の角度からすると、笑顔で鈍器をぶん回しているようにも見える。
それは純粋でまっすぐな瞳でやっている分、厄介で始末に負えない上に、知識が足りないことでそれが暴力になっていることに気がつかないのだろうか。
昼前、隣駅の本屋へ行く。欲しかった本がなかったが、「日本史モノ事典」と早川孝太郎の「猪・鹿・狸」を買った。
八王子夢美術館で開催中の銅版画家清原啓子の作品展を見に行く。とてもいい。
同時代性ではない。いつの時代も個人の中で淡々と静かに青白く炎え続けている表現者を俺は見ていたい。
by koyamamasayoshi
| 2017-12-03 17:31
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