山で見た夢

先週、山で泊まっている宿坊で見た夢の内容。

どこかのスーパーマーケットヘ妻と出掛けた。
それ以前から夢の物語は続いていたようだけど朝、目が覚めた時、そこまでしか辿れなかった。
俺は用を足しにトイレを探した。
黒い服の清掃員が数人固まって掃除をしている先に男性用トイレがあるらしかった。
トイレをふさぐ様に固まっているので、手でやさしく払いのけようとしたら、俺の小指が清掃員の一人の目尻にうまいことひっかかってしまった。
清掃員に謝りつつ、お尻でドアを開けて後ろ向きでトイレに入った。
入ったらトイレなどではなく、わいわいがやがや大入りの大衆料理屋だった。

煙草の煙か、厨房の煙が客席まで来ているのか、料理の湯気か何だか分からない、もうもうと白いもやが店内に滞留している。
カウンター席で俳優の宇梶剛がひとりラーメンを美味しそうに食べていた。
テーブル席で美女がひとりで食事をしていて、向かいの席が空いているのだが、特に声を掛ける訳でもなく、他の空席を探した。

もうトイレは忘れ、なにか食べたい気持ちに変わっている。
ひと際賑やかな、テーブル席とカウンター席が合わさったような作りの一角の一席が空いていたのでそこへ座る。
カウンターの先に北林谷栄が二人居る。
ひとりは銭湯の番台みたいな台の上に、和装の上に割烹着を着て座布団の上で正座して、一言も声を発さない、置物のような腰の曲がった北林谷栄。
ただ、客の話をニコニコ聞いているだけの存在らしい。
もう一人は、踊り子の衣装のような派手なケバい洋装で、背筋のシャンとした北林谷栄。
こちらはおしゃべりで、ちゃきちゃきして、客の注文をきき、料理を客に出している。
双子の北林谷栄は超年期のいった看板娘で、その周りで馴染み客が賑やかにのんでいた。

話を聞いていると、今日が長年続いたこの店の最後の日だった。
しかもすでにラストオーダーの時間らしく、記念すべき最後の最後、俺はこの店の終わりに相応しい食べ物を壁の品書きを見て少し考えた。
宇梶剛の食べていたラーメンが美味しそうだったけど、目の前のおでんも美味そうだ。
迷っていると、側の席に居た、シティボーイズのきたろうのような、梅津栄のようなおっちゃんが、おでんならあるよと、持っているよれよれのリュックを、目の前に出し小物入れを開けて見せてきた。
中で埃くずにまみれた大根が見えた。
丁重に断ると今度は紙くずを開いてみせた。
そこには未来の宝くじの当選番号が書いてあるらしく、これでこの店の今までのツケを払うという。

可笑しなこの店を一緒に味わいたく妻に電話したところで、目が覚めた。
by koyamamasayoshi | 2016-07-17 17:48 | 日記


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